非常識天然奇行浪漫譚

日本語したため屋の備忘録です

やまない雨はないじゃない

大晦日イブですね。どうも。

年末の12月29日から元旦までの

ほんの数日はどうも遥かなる気持ちになる。

家の大掃除をしていても

「嗚呼もう年末かぁ、家を綺麗にして

縁起を呼び込もう」って思えるし、

スーパーに夕飯の買い物に出かけても

品揃えが目にも鮮やかで、

「今年もいろいろあったけど

あと何日かで終わりかぁ、

とりあえず健康に終われそうで

よかったなぁ、数の子もいくらも

かにも美味しそうやなぁ」

と買うわけでもないのに無闇に嬉しい。

 

もともと正月を正月らしく過ごそう

という気概に乏しい家に育ったせいか、

つつましくもなんとか自活できるように

なった今、年越し蕎麦などをすすりながら

家の外から聞こえてくる初詣に出かける

よその家族のほくほくとした笑い声に

耳を傾ける正月の侘び寂びに

日本らしさの興りと総括を無理矢理に

詰め込もうとしてしまうのだと思う。

 

調べてみると年越し蕎麦が大阪から

はじまったというのもうどん文化圏に

おける神仏習合を感じざるを得ないし、

近頃では「年明けうどん」なるものまである。

www.toshiakeudon.jp

 

まあ当然といえば当然のオチなんだけど

「本場さぬきうどん協同組合 年明けうどん普及委員会」

「さぬきうどん振興協議会」

という両団体が運営しているらしい。

 

それにしても「さぬきうどん」って言っているのに

わざわざ「本場」と枕詞で保険をかけなければならない

年明けうどんの行く末には一抹の不安を禁じ得ない。

でもうどんは大好きだし、陰ながら応援したいと思う。